週末のリーガ。三点取ってゼロ封で勝ったのに、ちっとも爽快な気分がしねえ。まったく連繋が出来てない。中盤がダメダメなんで、チャンス・メイクの機会が激減。それでも個人技あるから、少ないチャンスでも点が取れてる。そんなFCバルセロナの試合を見るのは、とてもさみしい心地がする。ここ二年くらい美しく奏でていたアンサンブルも、そろそろ終焉なのか。そんでもって、なぜかサビオラだけが調子ええですのん。
前半好調だったセビージャも、ちょっと苦しんでる。リーガ・エスパニョーラのおまじないはシーズンの半分しかもたないのか。01/02シーズンのレアル・ソシエダもそうだったなあと懐古モード。このときのレアル・ソシエダもシーズン前半は鬼のように強かった。コヴァチェヴィッチにニハト、シャビ・アロンソ、そしておいらの大好きなカルピン先生。今でも、奴らのことを考えると胸が熱くなる。あの美しすぎる連繋はなんだったのだろう。そして、後半期のおまじないが解けてからの、なんともいえぬ物悲しい試合展開よ。前半はウィーン・フィル、後半は日本フィル。そんな諸行無常のシーズンはえらく記憶に残る。
新加入のイグアインとガゴの動きが見たくて、レアル・マドリの試合を続けて観戦。ラウルの代わりとしてはイグアイン君は淡泊そうだし、ガゴちゃんはミス・パスが多い。まだまだですのう(と、隠れバルサ・ファンとしては一安心)。