日本とブラジル戦は後半20分くらいから、まったりモードに入ってしまった。前半は緊迫感あって面白かったけどね。まあ、前の試合まで不調だったデブにロスタイムに決められたんじゃあ、フツー立ち直れないわな。フレッジ様の登場もなさげだったし。そこで、裏番組のオーストラリア対クロアチア戦を見ることにした。
んで、これが異様にオモロイ。四年前の日本対チュニジアの裏番組、ロシア対ベルギーも、個人的には大会ベスト・ゲームの一つだった(ほとんど誰も見てないので、話が合う人がいない)。まあ、勝利でグループ抜けがかかる試合だけに、ガチンコになってしまっただけともいえるけど。
一点ビハインドのオーストラリア、ヒディングが相も変わらずディフェンスをアタッカーに代える交代を繰り返しまくって、最後は5トップというとんでもない布陣にするかと思えば、クロアチアにもストライカーになってしまったトゥドールに絶好のチャンスが訪れるは、乱れまくりの肉弾戦、両チームのセンターバックが退場になり、しかも二枚イエローもらってるのに審判が退場させるのを忘れてプレーを続けているクロアチアのシムニッチは(彼がゴールを決めたらどうなったんだろうとドキドキした)終了間際に三枚目のイエローを貰ってしまうは、最後は中盤省略のロングボール合戦になってしまうは、で妙にアツい試合に目が潤んでしまったのでありました。
これで負けてしまったクロアチアのショックは日本よりも大きいだろうな。日本戦も勝てたと思ってたろうし。でも、最終戦でここまで、ハチャメチャ、ガチンコでやってくれれば、負けてもスッキリしたのかもしれん。
したたかに満足して(本当はクロアチアに勝って欲しかったけど)、チャンネルをもとに戻すと、中田ヒデがピッチの上でほろほろと泣いておる。中田中心のチームが作れていたら、すべてが円滑だったろうに。などと思うと少し悲しくなる。